ぶんぶく茶釜

30代主婦、仕事と日常。気の向くままにゆるく毎日をつづる日記。

土曜日 健康診断と1人の時間

本日は朝から今池で健康診断。


電話予約で血液検査を追加していたのだけど、その場合朝ごはんは食べちゃいけなかったらしい。

案内忘れとのこと。


いつもは食べないんだけど、何だかとってもお腹が空いて、コンビニおにぎりを一個ばくっと食べて行ってしまった。


まあ仕方なし、問題ないということだろう!


サクサクピュンピュンと簡単な検査が終わりあっという間に終了。



しかしここからが今日の本番!



今回の健康診断は、前職の時と同じ今池駅にある場所だった。

それを知った時、少し行くのに面倒ではあるけど、同時にやった!とも思った。


普段あまり行かないのだけど、健康診断で行くと必ずお決まりのコースを辿って帰ってくる。


健康診断後に隣の隣のガスビルに入っている本屋に行き、本やら手帳やらをゆっくり物色。

そんで、ジャケットにビビビときた本を買って、その2階にあるカフェでボーっとランチをする。



このカフェは特別美味しくもオシャレでもないんだけど、比較的空いていて、今池駅の大きな交差点をちょうど2階から見渡すことができ、行き交う人や車をボーっと眺めながらお茶が飲めるのだ。


カフェと名がついてるけど雰囲気はきれい目の古い喫茶店。

(お客さんはもっぱら中高年の方々。若い子はあまり見たことがない)

友達を誘ったり、あえてすすめたりするようなお店ではないんだけど、1人で行くにはちょうどいい穴場のお店だ。


ゆるやかにウェーブした道路側の窓は見開きのように一面ガラス張りで、とても開放感がある。

でも2階だから行き交う人とは距離があり目も合わない。


やはり窓際の席が人気。

おばちゃん、おばちゃん、サラリーマン、おばあちゃん、私(おばちゃん)、おばちゃん。


禁煙席の窓際は全てお一人様でうまってる。


中高年からにじみ出る哀愁にまた癒される。

古い銭湯に入ったみたいな感じ。



本屋で様々なジャンルの本のラベルをじっくり眺めていると、自分の周りにある小さな世界の薄い膜?が、スススと消えるような気がする。

世界は広く、自分はとてもちっぽけだな。


そして沢山の車と人が行き交う様をぼんやり眺めていると、あー色んな人がそれぞれの人生を送ってるな、とシミジミ感じる。


特にこの今池駅前の大きな交差点は、交通量は多いが名駅や栄と違って、生活感や哀愁ただよう人が多い。キャピキャピしてる若い子があまりいないんだよね。


健康診断後の、このコースは自分の世界の膜取りスペシャルぼんやりコースだったんだな。



久しぶりの1人の時間をスペシャルコースで過ごせて、満足、満足。